基準値と根拠
時間の区分と基準値
環境基準では、昼間を午前 6 時から午後 10 時まで、夜間を午後 10 時から翌日の午前 6 時までとします。道路に面する地域以外の基準値は、AA が昼間 50・夜間 40、A と B が昼間 55・夜間 45、C が昼間 60・夜間 50 デシベル以下です(環境省「騒音に係る環境基準について」)。
等価騒音レベルの求め方
環境基準は、時間区分ごとの等価騒音レベル(LAeq)で評価します。このツールは各行を同じ間隔で測った値とみなし、それぞれ 10 の(L÷10)乗にしてから平均し、10 倍の常用対数に戻します。値の単純な平均ではなく、大きな音の寄与が大きくなる平均です。
夜間と日付の扱い
夜間は日付をまたぐため、午前 0 時から 5 時 59 分までの記録は、夜間が始まった前日の夜間として集計します。たとえば 10 月 2 日の午前 1 時は、10 月 1 日の夜間の行に入ります。
判定と指摘の意味
小数第 1 位に丸めた等価騒音レベルが基準値以下なら「基準以下」、超えれば差とともに「基準超過」と表示します。日付や時刻が読めない行はエラーで、結果は出しません。20 dB 未満や 140 dB 超の値、測定が 3 件未満の区分は警告です。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| 環境省「騒音に係る環境基準について」(平成10年環境庁告示第64号、平成24年環境省告示第54号改正) | 2026年10月30日 | 地域の類型別の基準値(AA・A・B・C の昼間・夜間)・時間の区分・等価騒音レベルでの評価 |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 道路に面する地域の基準(昼間 60〜70・夜間 55〜65 デシベル)や、屋内透過音の基準は扱いません。選べるのは道路に面する地域以外の基準値だけです。
- 環境基準は行政上の目標で、近隣の騒音が違法かどうか、条例や騒音規制法の規制基準を満たすかどうかは判定しません。航空機・鉄道・建設作業の騒音にも適用されません。
- 各行を同じ間隔の瞬時値とみなして平均します。測定間隔が不ぞろいな記録や、時間区分の一部しか測っていない記録の値は、環境基準の評価そのものではなく目安です。
- 騒音計の A 特性の値(dB)を前提とします。測定の方法や、騒音計の校正、測定場所の選び方の妥当性は確認しません。
ご利用にあたって
- 表示される判定は目安です。公的な測定や紛争の根拠にするときは、計量法に適合した騒音計による測定と、自治体や専門家への確認を行ってください。